amazonギフト券の現金化は違法?バレたらどうなる?
- 違法性
- 2021/10/15
- 2021/10/20

「急な出費が必要になったけど給料前で手元にお金がない…」
こんなとき、あなたならどうしますか?
ある人は「友人からお金を借りる」と答えるでしょうが、人からお金を借りる行為は、嫌がられることが多いので難しいものです。
そんな人におすすめなのが、amazonギフト券の現金化です。
この方法だと金融機関への借り入れの申し込みに比べて手続きも簡単なので、時間をかけずに現金が入手できます。
しかし、amazonギフト券の現金化に関する情報をネットで見てみると「犯罪」「逮捕」といった文字が踊っているのを見かけた人もいるかもしれません。
そのため、amazonギフト券の現金化に興味があっても、実行に移せないという人も少なくないでしょう。
果たして、amazonギフト券の現金化という行為がバレてしまった場合、いったいどうなるのでしょうか。
今回は、amazonギフト券の現金化は違法行為なのか、バレた場合の展開などについて詳しく解説します。
ぜひ参考にしてください。
amazonギフト券の現金化は違法行為に該当するのか?
果たして、amazonギフト券の現金化は、違法に該当するものなのでしょうか。
また、「違法」の扱いにならない場合でも、何かしらの「違反」行為の扱いとなるのか、気になっている人もいるでしょう。
現金化に興味がありながらも、怖くて実行したことがない人のために、以下よりこれらの疑問に答えましょう。
違法行為?合法?どっち?
結論からいうと、amazonギフト券の現金化は、違法ではありません。
amazonギフト券の現金化の作業は、いたってシンプルです。
―――――――――――――――――――――
STEP1 amazonギフト券を入手(購入)する
STEP2 買取業者へ買い取ってもらう
STEP3 現金を入手する
―――――――――――――――――――――
この一連の作業に、犯罪に該当する要素はまったくありません。
誰でも一度は、リサイクルショップや古本屋に行って、そこを利用したことがあるでしょう。
または、家にあった不用品をそのようなお店に売って、現金に変えてもらうことを頻繁に行っている人もいるかもしれません。
amazonギフト券の現金化とは、それと同じことなのです。
そして、いうまでもなくamazonギフト券は、どこでも気軽に購入できる商品です。
これが極端な話、麻薬や大麻のような違法のアイテムであれば、それを所持しているだけでも立派な犯罪に該当します。
しかし、amazonギフト券はネット経由でいつでも買える合法の商品なので、問題ありません。
現金化は、どのような法律に照らし合わせても違法にはならない行為なのです。
犯罪にはならないがバレたらペナルティが発生する
先で説明した通り、amazonギフト券の現金化は決して違法ではありません。
では、なぜ現金化は警察沙汰になるようなイメージがついてしまったのでしょうか。
それは、現金化は違法には該当しないけれど、アマゾンの利用規約に反するからです。
アマゾンの利用規約では、ギフト券はあくまで商品との引き換えに使用するのものなので、監禁目的ではないとなっており、現金化は全面的に禁止されています。
そのため、現金化はルール破りになるので、ルール破り=犯罪めいた行為というイメージがついたのかもしれません。
現金化は利用規約で禁止事項と決められているので、もし現金化がバレてしまった場合、規約違反としてアマゾンが規定したペナルティの対象となります。
規約違反をした対象者は、そのペナルティを受けなくてはいけません。
また、クレジットカードを使ってamazonギフト券を購入して現金化を行い、これがバレてしまうと、アマゾンだけでなくクレジットカード会社からのペナルティ対象となります。
ペナルティの内容については、次の段落で詳しく説明しましょう。
amazonギフト券の現金化がバレるとどうなる?
amazonギフト券の現金化がバレた場合、アマゾンからのペナルティだけではなく、いくつもの弊害が生じる可能性があります。
バレた場合、どのようなことが起きるのか、その具体的な例を以下より紹介しましょう。
アマゾンから連絡が来る
amazonギフト券の現金化がバレた場合、確実に起きるのがアマゾンからの連絡です。
この連絡により、アマゾンのアカウント停止および剥奪、その時点で所有しているamazonギフト券の無効化などが告げられます。
他のサイトであれば、何か利用規約に反したことを行った場合でも、厳重注意、一時的な利用停止くらいしかペナルティがないことがほとんどです。
しかし、アマゾンは世界を代表する大手なので、当然ながら不正利用する人たちも多いため、その対策として、利用規約破りに関してはどこよりも厳しい処分を下す会社として知られています。
そのため、1度だけの現金化であってもそれが発覚した場合、すぐにamazonに関するあらゆる利用が、永久にできなくなるといってもいいかもしれません。
違う情報で新たにアカウントをつくろうと思っても、すぐに個人が特定されてしまい、アカウント作成は無効扱いされるでしょう。
特に、現金化のためにamazonギフト券を大量に所有している人、高額のギフト券を持っている人の場合、一切利用できなくなるので、大変な損害になります。
クレジットカード会社から連絡が来る
現金化に関して、アマゾンと同様に厳しい処分を下す姿勢なのが、クレジットカード会社です。
その理由はカード利用で現金化をされた場合、支払いの延滞・滞納が数多く発生する可能性があるからです。
カードで現金化を図る場合、ショッピング枠でamazonギフト券を購入するという手段になります。
このショッピング枠を使って現金化を狙っている人たちの特徴は、他の金融機関やカードのキャッシング枠の限度額を使い切って、これ以上借り入れができないことです。
借りることができずに返済に追われている人たちが、最後の手段として行うのが現金化といえます。
このような人たちがカードを使って現金化を行うと、お金に余裕がないために返済の延滞・滞納が何度となく発生する恐れがあるでしょう。
貸したお金が返ってこないのはカード会社にとっても大きな損害となるので、その損害を回避するために、現金化は利用規約で禁止事項としているのです。
現金化がバレたらカード会社からも連絡が来て、カード会員の強制解約、一括での返済などを要求されます。
携帯会社から連絡が来る
携帯のキャリア決済でamazonギフト券を購入して現金化を図り、それがバレてしまった場合、携帯会社からのペナルティも発生します。
各携帯会社も、現金化を許すと、携帯代の支払い延滞・滞納が発生する可能性が高いために、禁止事項としているのです。
現金化が発覚した場合、キャリア決済の利用停止の処分が下されます。
以前から支払いの延滞・滞納を繰り返している人の場合、携帯の強制解約をされる可能性も高いです。
自己破産ができなくなる
どうしても借金の返済が不可能になった場合、自己破産など債務整理をする手段があります。
しかし、amazonギフト券の現金化を何度となく繰り返していた場合、返済する意思がない悪質な行為とみなされて、裁判所で債務整理が認められない可能性が高いです。
債務整理のうち、任意整理と個人再生は破産法に適用されていないので、現金化がバレてなおかつ債務整理まで追い込まれた場合は、そちらを利用するといいでしょう。
amazonギフト券の現金化がバレないためのポイントとは
アマゾンやクレジットカード会社など各会社は、利用規約破りを監視するために、常に目を光らせています。
そのため、利用者のちょっとした不穏な反応にすぐに反応して、amazonギフト券の現金化を見破ることが可能です。
では、amazonギフト券の現金化がバレないためには、どのような点に気をつければいいのでしょうか。
以下よりその注意すべきポイントについて説明します。
高額の商品を大量に購入しない
amazonギフト券は、買取の際、数が多いほど高い換金率になるといわれています。
amazonギフト券の現金化をスムーズに行う手段は、買取専門業者にお願いすることです。
専門業者への申し込みは、スマホなどネット環境さえあれば申し込みから現金化まで、早い場合は10分ほどで完了します。
業者はあらゆるギフト券の買取を受け付けていますが、そのなかで最も求めているのがamazonギフト券です。
amazonギフト券は、買い物やプレゼントなどあらゆる方面にニーズのある人気商品なので、業者側からしても、大量に在庫を抱えていたい商品といわれています。
そのため、大量にあればあるほど価値のあるものなので、1枚で買取に出すより複数枚で出したほうが換金率も高くなる仕組みなのです。
そのような法則を知って、amazonギフト券を大量に購入する人も少なくありません。
しかし、クレジットカードや携帯キャリア決済で、そのような購入をすると、現金化がバレてしまいます。
カードや携帯の一連の履歴はすべて各会社に記録・管理されるので、購入履歴もすべて把握される仕組みです。
契約者の購入履歴が「高額なamazonギフト券の大量購入」という明らかに不自然な履歴だった場合、すぐに現金化はバレてしまうでしょう。
そのため、amazonギフト券の大量購入、高額ギフト券の連続購入は控えることが無難です。
カードやアカウントの登録情報に気をつける
アマゾンに登録しているアカウント情報と、クレジットカードの会員情報が異なる場合、現金化など不正をしたのではないかと疑われます。
現金化のための新規カードでamazonギフト券を購入する、あるいはその逆で新規アマゾンアカウントで購入してクレジットカードのショッピング枠を利用をすると、不正利用をしたのではと目をつけられるでしょう。
不正行為をしたのではと目をつけられた場合、クレジットカード会社サイドからアマゾンへ連絡をして、個人情報の確認が行われます。
もし、クレジットカード・アマゾンに登録した個人情報が一致しない場合、さらに利用履歴などを追求されて、その結果、現金化がバレてしまうでしょう。
そうなると、最悪、クレジットカード・アマゾンともに強制解約させられる可能性があります。
そのような疑いの目をかけられるのを回避するために、クレジットカードの会員情報とアマゾンアカウントの登録情報は、統一させておきましょう。
連絡が来たときの言い分を用意しておく
現金化を疑われた場合、アマゾンやクレジットカード会社から確認の電話が来ます。もしそのような事態に陥ったらら、慌てずにしっかりと受け答えすることが大事です。
購入履歴というものは、各会社にしっかりと記録されているので、amazonギフト券は購入していないなどと嘘をついてもすぐにバレてしまいます。
むしろ嘘をつくと現金化のことを隠している、と余計に疑われるので、ごまかせるどころかさらに自分の首を絞める羽目になるでしょう。
連絡が来たときに重要なのは、amazonギフト券の使用用途です。
「結婚式二次会のビンゴ大会に備えて大量に購入した」
「親戚一同が会する機会があったので、親戚の子どもたちにあげるために購入した」
などといった言い分であれば、大量の購入、高額の購入でも説得力があり通用するでしょう。
下手に慌てて嘘ばかり並べても無駄なので、落ち着いて対処することが大事です。
各種支払いの延滞、滞納をしない
ガスや水道、電気、携帯などの支払いに延滞・滞納がないかは、その履歴が信用情報機関に記録されています。
クレジットカード会社やアマゾンは、その機関に連絡をして履歴を確かめることが可能です。
現金化の疑いのある人、現金化が発覚した人で、さらに普段から支払いの延滞・滞納をしている人は「返済能力がなくお金に困っている人」と判断をされて、すぐに解約される恐れがあります。
そのため、現金化をこれからやろうと検討している人は、普段から支払いをしっかりと済ませるように心がけるべきです。
その逆で延滞・滞納を繰り返している人が、少しでも不穏な行為をした場合、すぐに目をつけられる可能性があります。
評判の良い優良業者を利用する
現金化を業者に依頼する場合、優良といわれている評判の良い業者を利用しましょう。
優良業者であれば現金化がバレないための対策も万全なので、ためになるアドバイスもしてくれます。
逆に悪徳業者と噂のある業者を利用すると、簡単にバレてしまう恐れがあるので、気をつけましょう。
まとめ
amazonギフト券の現金化がもしバレてしまったら、家族や職場にまで拡がってトラブルに発展するのでは、最悪、警察沙汰になるのではと心配している人もいるかもしれません。
そのような人は、今回の記事を読めば、現金化は決して法に触れる行為ではないことがわかっていただけたはずです。
今回、説明した通り、現金化は各会社の利用規約に反したことではあるので、少なからずリスクはありますが、バレないためのポイントさえ押さえていれば、安心して現金化はできます。
必要以上に心配をすることなく、余裕を持って現金化を行いましょう。