インターネットバンキングやネット通販、スマホ決済など、多くのサービスではIDとパスワードを使ってログインします。
しかし、パスワードの使い回しや簡単な文字列を設定していると、情報が漏れてしまった際、悪意ある第三者が簡単にあなたのアカウントへ侵入できてしまいます。
近年はパスワードだけに頼らず「二段階認証」を利用することで、安全性を高められるサービスも増えています。
こちらのページでは、大切なお金や個人情報を守るために、パスワード管理のポイントや二段階認証の仕組みについて分かりやすく解説します。
「同じパスワードを複数のサービスで使用しないほうがいい」と聞いたことがある方は多いでしょう。
その理由は、1つのサービスから情報が漏えいすると、他のサービスでも同じ情報を使ってログインを試される可能性があるためです。
このような手口で悪用した不正ログインは、銀行口座やネット通販、メールアカウントなどさまざまなサービスで発生しています。
例えば、通販サイトで登録していたパスワードが流出し、その情報を使ってネットバンキングへ不正ログインされるケースです。
自分では十分注意しているつもりでも、パスワードを使い回しているだけで被害に遭う可能性があります。
サービスごとに異なるパスワードを設定することで、不正ログインのリスクを大きく減らせます。
パスワードは、第三者に推測されにくい内容に設定することが重要です。
次のような情報を使ったパスワードを使用している場合は、変更をおすすめします。
yamada、tanaka、taro、hanako(名前)
09012345678(電話番号)
19990912、h020912(生年月日)
tokyo、kasumigaseki(住所)
3456、1237(車のナンバー)
aaaa、gggg(同じ文字の組み合わせ)
この他にも、郵便番号や社員コード、家族の名前、他人に一度でも教えたことがあるパスワードは避けましょう。
英字の大文字・小文字、数字、記号を組み合わせた長めのパスワードは安全性が高くなります。
複雑なパスワードを覚えるのが難しい場合は、信頼できるパスワード管理ツールを利用するのも有効な方法です。
二段階認証とは、パスワードに加えてもう1つの確認を行うことで、アカウントの不正アクセスを防ぐセキュリティ対策です。
最初にIDやパスワードを入力して本人確認を行い、その後、SMSやメール、認証アプリなどで送られてくる一時的なコードを入力することで、二度目の確認を行います。
仮にパスワードが第三者に知られてしまっても、認証コードがなければログインできないため、不正利用を防げます。
現在では、銀行やクレジットカード会社、ネット通販、SNSなど、多くのサービスで二段階認証を利用できます。
設定できるサービスでは、できるだけ有効にしておくことをおすすめします。
二段階認証で送られてくる認証コードは、本人だけが使用する大切な情報です。
銀行やクレジットカード会社などが電話やメールで認証コードを聞くことは基本的にありません。
「本人確認のため」と説明されても、認証コードを他人へ伝えてはいけません。
身に覚えのないログイン通知が届いたり、登録情報が変更されていたりした場合は、すぐにパスワードを変更しましょう。
銀行口座やクレジットカード、スマホ決済サービスに関係するアカウントであれば、利用先へ速やかに連絡し、被害がないか確認することも重要です。
日頃からパスワードの管理方法を見直し、不審なログイン通知や怪しいメールにも注意することが大切です。
なお、お金や個人情報を守ることに繋がりますので、必ず実施するようにしてください。
パスワード管理とあわせて、日常に潜む詐欺の手口や防犯対策も確認しておくと安心です。